タイ料理といえば、まず思い浮かぶのが「トムヤムクン」。
世界三大スープのひとつとも言われ、酸っぱくて辛い味わいが特徴です。
世界三大スープ(三大と名付けられてますが、実は4種のスープを指します。)
・タイの「トムヤムクン」
・中国の「フカヒレスープ」
・フランスの「ブイヤベース」
・ウクライナの「ボルシチ」
しかし、実は日本人の味覚により合うと評判なのが「トムカーガイ」。
この記事では、トムヤムクンとトムカーガイの違いをわかりやすく比較しながら、日本人におすすめの理由を解説します!

ごーたい編集長
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トムカーガイ派
トムヤムクンとは?基本情報と特徴

トムヤムクン(Tom Yum Goong)は、エビを使ったタイの伝統的なスープ。
レモングラス、カフィアライムリーフ(バイマックルー)、ナンキョウ(ガランガル)などのハーブをたっぷり使い、
「酸っぱさ」と「辛さ」がガツンと効いた味わいが特徴です。
- 主な材料:エビ、レモングラス、ライムリーフ、唐辛子、ナンプラー
- 味の特徴:酸味と辛味が強い、パンチのある味
- スープの色:赤っぽいオレンジ色(ココナッツミルク入りのタイプもあり)
トムカーガイとは?基本情報と特徴

一方、トムカーガイ(Tom Kha Gai)は、鶏肉を使ったココナッツミルクベースのスープ。
「トム」は煮る、「カー」はガランガル(生姜に似たハーブ)、「ガイ」は鶏肉を意味します。
- 主な材料:鶏肉、ココナッツミルク、ガランガル、レモングラス、唐辛子
- 味の特徴:まろやかでクリーミー、ほんのり甘みと酸味
- スープの色:白っぽいクリーム色
ココナッツミルクのおかげで辛さが和らぎ、全体的にマイルドな味わいです。
トムヤムクンとトムカーガイ、日本人に好まれるのはどっち?
タイではどちらも人気のスープですが、日本人の味覚により合いやすいのはトムカーガイと言われています。
トムヤムクンが苦手な人も
トムヤムクンは本場のものだと非常に辛く、また独特のハーブ感(特にレモングラスやライムリーフの香り)が強め。
「ちょっと香りがきつい」「辛すぎる」と感じる日本人も少なくありません。
トムカーガイは「まろやか」「優しい」
一方、トムカーガイはココナッツミルクでハーブの強さが中和され、辛さも控えめ。
酸味もほどよく、まろやかでクリーミーな味わいが「日本のクリームシチュー」や「まろやかなスープ」に慣れた舌にフィットしやすいのです。
✅ ポイント
日本人には「トムカーガイ」のほうが食べやすく、リピーターになる人が多い!
まとめ|まずはトムカーガイから挑戦しよう!
タイ料理初心者や、辛いものが得意でない日本人には、
トムカーガイから試すのがおすすめです。
もちろん、パンチのある味を求めるならトムヤムクンにもぜひ挑戦してみてください!