タイ・バンコクで偽ブランド商品の大規模摘発

2025年5月中旬、バンコク市内の有名ショッピングモール「MBKセンター」にて、大規模な「偽ブランド品の販売摘発」が行われました。
タイ当局は、複数の店舗で高級ブランドのロゴを不正に使用したバッグ、財布、衣類などを押収。全体で数千点にのぼる偽造品が見つかったと報告されています。
観光客も“知らずに”購入してしまう危険性
こうした偽ブランド品は、観光客が多く集まるショッピングセンターやナイトマーケットなどでも頻繁に見かけられます。
価格の安さや見た目の精巧さに惹かれて購入してしまうケースもありますが、日本へ持ち帰ることは商標法違反となる可能性があり、税関で没収・処罰対象になる恐れもあります。
なぜタイで偽物が多いのか?
タイは観光立国であり、さまざまな国からの訪問者がショッピングを楽しみます。
その一方で、「安くブランド品を手に入れたい」というニーズを狙って、非正規の商品を販売する業者も後を絶ちません。
近年はタイ政府も国際的なイメージ向上のため、こうした違法販売への取り締まりを強化しています。
日本人旅行者へのアドバイス
- 明らかに安すぎるブランド品は購入しない
- 信頼できる正規店や百貨店での購入をおすすめ
- 偽ブランド品を「知っていて」持ち帰ると罰則の対象になることも
- 仮に「知らずに」購入しても、日本での責任は免れない可能性があります
バンコクは魅力的なショッピングスポットが多数ありますが、偽ブランド品には十分注意し、安全かつ安心な旅行を楽しみましょう。