【2025年最新】タイの人気バンドgetsunova新EP「THE GRATEFUL SORROW」徹底紹介

2025年11月24日

タイエンタメニュース

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タイの人気バンドgetsunova（ゲツノワ）が、待望の新作EP「THE GRATEFUL SORROW」をリリースしました。
本作は、彼らの音楽性が大きく進化した“成熟の一枚”として注目されており、既にT-POPファンの間でも話題となっています。

ごーたい編集長

新EP発表イベントに足を運んで得た
情報も踏まえて紹介するよ！

EPとは「Extended Play（エクステンデッド・プレイ）」の略で、シングルより曲数が多く、アルバムより曲数が少ない音源形式のこと。

目次 [ close ]

getsunovaとは？

左からドラム・**プライト**/ギター・**ナット**/ボーカル・ネム/ギター・**ナティー**

getsunovaは、叙情的で切ない歌詞、独自のサウンド、映画のような世界観を持つMVで知られるタイを代表する4人組バンド。今回のEP「THE GRATEFUL SORROW」は、彼らのキャリアにおいて重要なターニングポイントとも言える作品です。getsunovaの紹介および大ヒットおすすめ曲は下記記事から確認可能。

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2025年11月20日 2025年11月24日

EP「THE GRATEFUL SORROW」とは？

本EPのテーマは「悲しみへの感謝」。
私たちの人生で必ず訪れる“失望”や“苦しみ”。
時間が経って振り返ったとき、それらが自分を成長させてくれたと気づく瞬間があります。

getsunovaはこの感情を「THE GRATEFUL SORROW」という言葉で表現し、過去の痛みを受け入れ、感謝へと昇華する物語を音楽として描きました。

バンド自身の経験や感情が深く投影されており、サウンド面・歌詞面ともに前作以上に成熟した世界観が広がるEPです。

全曲レビュー：収録曲の魅力を解説

เลิกตั้งแต่เริ่ม（EndBeforeStart）

この曲では、getsunovaが原点回帰。
初期のBrit-Rockスタイルを思わせるアレンジで、古くからのファンにはたまらないサウンド。

さらに驚きなのは、ギタリストPanothがラップパートを担当していること。
getsunovaの新しい一面を感じられる挑戦的なトラックです。

ยินดีให้กับความเสียใจ（GRATEFUL SORROW）

「Grateful Sorrow」は、別れによる痛みを“感謝”へと昇華する、EPを象徴するバラードです。
失恋の記憶を受け入れ、「あなたがいなくても愛せる方法を学んだ」と歌う主人公の心の成熟を描いた一曲で、getsunovaらしい切なさと温かさが共存する楽曲です。

ความทรงจำที่ไม่อยากจำ (MEMORY)

「ความทรงจำที่ไม่อยากจำ（MEMORY）」は、EP全体の核となる“悲しみへの向き合い方”を象徴する楽曲です。
タイトルの意味は 「思い出したくない記憶」。
誰の中にもある“触れたくない過去”にあえて光を当て、それと向き合う勇気をテーマにした、getsunovaらしい深い内省を感じる一曲です。

คิดถึงเป็นประจำ (Daily Life) -Feat. ดัง พันกร

本EPのハイライトのひとつ。
90年代タイ音楽界のレジェンドであるDunk Phunkorn（ダンク・ファンコン）がゲスト参加し、豪華で意外性のあるコラボが実現しました。Dunkの懐かしさのあるボーカルと、getsunovaの現代的サウンドの融合が見事で、“思わずリピートしてしまう名曲”との声が多い楽曲です。

ไม่ต้องมีที่ที่ให้ฉันอยู่ แต่ขอแค่มีฉันอยู่ก็พอ (Spaceless)

本作のリード曲。
getsunovaはこの曲の制作のために、海外のソングキャンプへ参加。その結果、これまでの彼らにはなかった新しい音の表現・サウンドのレイヤーが加わり、モダンで洗練されたアレンジが印象的な一曲に仕上がっています。恋愛における「物理的な距離より、心がそばにあることが大事」というメッセージが温かく響きます。